子供とのぼり旗
軽音楽部に入っていた私は、のぼり旗と言うと思い出すことがありまして、シューベルトの魔王という曲をご存知だと思うのですが、柳の木に怯えている子供が、父親に泣きつくという歌詞があり、私の息子も小さい頃に、真っ暗な夜道に立っているのぼり旗が怖くて、私にしがみついて来たこともあったと、昔を思い出します。
街中のいたるところでのぼりを見かけることが出来ますが、大きさは600セント×1800セントもあるので、子供からすると巨大な一反木綿でも飛んでいるように見えるかもしれませんし、幽霊や妖怪が苦手な人にとっては大人でも怖いかもしれません。
しかし、大人であればそれがのぼり旗で有ることを経験から認識出来ますし、そこに魂は存在しないことを知っているので、怖いという感覚はないのですが、子供には経験も知識もないために、見た目だけで判断せざるを得ないわけですが、その想像力というのは素晴らしいものでして、大人になってしまうと形にはめて考え始めるので、考えも衰えていってしまうのかもしれませんね。
また好奇心が強い子供は、ファミレスなどに掲げられている「のぼり」を見て、アンパンマンやバイキンマンが印刷されていると、喜んで騒ぎますし、いちいち私にしらせてくれるわけですが、大人からしたらどうでも良いことでも、子供からしたら全てが新たな発見であり、新鮮で毎日が楽しくて仕方がないのだと思います。